世界血栓症デーとは
「世界血栓症デー」について
一般社団法人日本血栓止血学会は、国際血栓止血学会(ISTH)が血栓症に関する正しい知識を広め、血栓症に起因する障害や死亡を減らすことを目的に制定した「世界血栓症デー」を日本記念日協会に登録し、日本における血栓症の啓発活動に取り組んでいます。
国際血栓止血学会は、血栓症の認識を高め、診断、治療を促進し、最終的に血栓症による障害、死亡を低下させることを目的として、10月13日を世界血栓症デー(World Thrombosis Day)と定め、2014年よりこの活動を世界的に行っています。
心筋梗塞および脳梗塞は重大な死因として世界的にも認識されていますが、深部静脈血栓症・肺塞栓症も含め、これらの心血管系疾患に共通する原因としての血栓症についての認識は、まだまだ少ないと言えます。血栓症による死亡数が増加する中、病因、危険性、症状、予防法、治療などについて、広く社会に訴え、犠牲者を少なくすることが、血栓止血学に関わるものの使命と考えます。
一般社団法人日本血栓止血学会
理事長 嶋 緑倫